仏さまの前で、感謝とご縁を誓う結婚式

派手さではなく、
これまで支えてくださった方々への感謝を大切に。
仏前結婚式は、仏さま、そしてご先祖さまに見守られながら、
ふたりの人生の歩みを静かに、丁寧に誓う結婚のかたちです。

はじめに

結婚とは、ふたりだけの出来事ではありません。
今日まで命をつないでくださったご先祖さま、温かく育て支えてくださったご家族、そして今まで出会ってきた多くのご縁の上に成り立つものです。

仏前結婚式は、そのご縁に感謝し、これからの人生をともに歩む決意を仏さまの前で誓う厳かな儀式です。
華やかさの中にも、心の落ち着きと深い意味がある。
そんな結婚式を望まれるおふたりに選ばれています。

仏前結婚式とは

仏前結婚式とは、寺院やご本堂で執り行う結婚式です。
仏さまに結婚を報告し、ふたりが出会えたことをご縁として受けとめ、
これからの人生を支え合いながら歩んでいくことを誓います。

また、仏前結婚式では、「今ここにある幸せは、自分たちだけの力ではなく、多くのご縁によって成り立っている」
という考えを大切にします。
そのため、家族とのつながりや、先祖への感謝を大事にしたい方にとてもふさわしい結婚式です。

仏前結婚式の魅力

1. ご縁を大切にする結婚式

ふたりの出会いを偶然ではなく、尊いご縁として受けとめる。
仏前結婚式には、そんなあたたかな考え方があります。
結婚を通して、自分たちを支えてくれた多くの人とのつながりを改めて感じることができます。

2. ご先祖さまへの感謝を伝えられる

今の自分たちがあるのは、命をつないでくださったご先祖さまがいるからです。
仏前結婚式では、仏さまだけでなく、ご先祖さまにも結婚を報告し、感謝の心を表します。

3. 厳かで心に残る時間

寺院の落ち着いた空間、本堂の静けさ、読経の響き。
華美な演出ではなく、心そのものが主役になる結婚式です。
年齢を重ねても「あの結婚式でよかった」と思える、深く心に残る時間になります。

4. 家族の絆が深まる

仏前結婚式は、家と家とのつながりを感じやすい結婚式でもあります。
ご両親やご親族にとっても意味深く、温かな思い出となるでしょう。

この世に生を受け、数多い人々の中で妻と呼び夫と呼ぶ間柄になることは、格別に深い因縁があればこそであります。

釈尊は、ある若い新婚の二人に対して『婚姻によって二人の愛情が結ばれることは、大きな
幸福である。しかし更に優れた幸福は、二人が正法(み仏の教え)に契合することである。汝等は正法に
嫁して、永遠の契りをむすべよ。』
と諄々と教戒されました。

夫婦が共に正法に生きる生活を始めるところに仏教徒としての仏前における結婚の意義があるのです。

教会式と仏前式の違い

教会式と仏前式の結婚式の大きく違う所は、新郎新婦が結婚を誓うのではなく『結婚することを仏と先祖に報告する』という形で行われることにあります。

運命の人とは生まれたときから赤い糸で結ばれているなどと言う話を聞くこともあるかと思いますが、正に仏前式での”結婚”は新郎と新婦が出会ったこと、結婚に至ったことをお互いの縁、つまり『因縁』と考えることが基本となっています。

この『縁』を親や親族を含めた先祖に感謝することでお互いの縁を大切にする心を持ち続けるという考えのもと、結婚式を行います。

仏前結婚式の流れ

 一    行事鐘
 二    開式の言葉
 三    新郎新婦入場
 四    司婚者入堂・登礼盤
 五    一同合掌・礼拝
 六    勤行(『重誓偈』)
 七    一同合掌・礼拝
 八    司婚者降礼盤
 九    司婚・誓いの言葉
 十    記念念珠授与
 十一   新郎新婦焼香
 十二   親族代表焼香
 十三   司婚者法話
 十四   司婚者退堂
 十五   新郎新婦退堂
 十六   閉式の言葉
 十七   一同合掌・礼拝

 ◇親族紹介・記念撮影