雅楽と聞くと、皇室行事や神社で奏されるものという印象をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし実際には、雅楽は古くから仏教とも深いご縁を持ちながら受け継がれてきました。

仏教の弘通に尽くされた聖徳太子は、法要や祭礼の荘厳のために雅楽を取り入れ、自ら建立した四天王寺に楽人を置いたと伝えられています。
また、天平勝宝4年(752年)に営まれた奈良・東大寺大仏開眼会では、多くの楽人による舞や音楽が奉納され、盛大な法要が執り行われました。

このように雅楽は、仏さまを讃え、仏縁の場をより荘厳に彩る大切な文化として、長い年月をかけて今に受け継がれてきたのです。
そして現在もなお、寺院は雅楽や舞楽が響く大切な舞台のひとつであり続けています。

寶蓮寺においても、雅楽の音色を通して、仏さまのみ教えにふれ、心静かに手を合わせるひとときを大切にしてまいります。
厳かで美しい響きに包まれながら、日々の喧騒を離れ、いのちやご縁の尊さに思いを寄せていただければ幸いです。

笙 (しょう)
笙 (しょう)雅楽に用いる管楽器の一。

匏(ほう)の上に 17 本の長短の竹管を環状に 立てたもので、竹管の根元に簧(した)、下方側面に指孔がある。

匏の側面の吹き口から吹いたり吸ったりして鳴らす。奈良時代に唐から伝来。 笙の笛。鳳笙(ほうしょう)。鳳管。そう。

大辞泉(小学館) より
篳篥 (ひち‐りき)
篳篥 (ひち‐りき)雅楽の管楽器の一。奈良初期に中国から伝来した縦笛の一種。

現在のものは、長さ 6 寸(約 18 センチ)の竹管の表に 7 孔、裏に 2 孔をあけ、

上端に蘆(あし)製の舌を挿入したもの。音は強く、哀調を帯びる。

大辞泉(小学館) より
竜笛 (りゅう‐てき)
竜笛 (りゅう‐てき)雅楽用の竹製の横笛。

長さ約 40 センチ、内径約 1.3 センチ、指孔 7 個で、 大きさ・音色とも神楽笛と高麗笛(こまぶえ)の中間。

唐楽・催馬楽(さいばら) などに用いる。横笛(おうてき)。りょうてき。

大辞泉(小学館) より
その他
楽箏 (がく‐そう)

楽琵琶 (がく‐びわ)

鞨鼓 (かっこ)

釣太鼓 (つり‐だいこ)

鉦鼓 (しょうこ)


などを用います。 写真については、ネット上にたくさん載っています。